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インドコルカタでのバングラデッシュビザの取得について書いておきます。
(2014年3月末情報)

ネットだと

「バングラデッシュビザがコルカタでなかなかもらえなかった」

「もらうの大変だったわー」

といったものを見かけますが、



2014年3月現在、


「バングラデッシュビザはコルカタでちゃんととれます。」


確かに大使館のおっちゃんの態度は信じられませんが、ちゃんととれるのでご安心を!



<必要なもの>
・パスポート
・パスポートのコピー(顔写真のページ)
・インドビザのコピー
・写真2枚(サイズはたぶんどのサイズでもOK)
・申請書(窓口で無料でもらえます)
※バングラデッシュビザは無料でもらえます。


<営業日>
土日、祝祭日が休み。インドだけでなくバングラデッシュの祝祭日も入るので注意。
申請した次の日にもらえます。
申請⇒平日の9:00~11:00
受け取り⇒翌日の17:00以降
※申請を金曜にすると受け取りは月曜になるので注意。


<ビザ取得のために>
・大使の人の態度は悪いです。「日本で取れ」とか「ホテルの予約書をだせ」などいちゃもんをつけてきますが、毅然とした態度で臨めば大丈夫です。日本まで行ってとるのが無理なことを説明したり、ホテルの予約書なんていらないはずだと伝えれば大丈夫です。

・コルカタのバングラデッシュ領事館は混んでいます。また、安宿街のサダルストリートからは歩くと1時間くらいかかるので、朝早めに行動を起こすのをお勧めします。

・大使の人の態度は悪いので、申請書は、もれなく書いて、写真も2枚貼り付けて完璧な状態で出す方がいいと思います。

・入出国地点を書くところがあるので、入出国の手段、場所は調べたり決めておくといいと思いいます。(まあ、近くにいるインド人に入出国の地名を聞けば教えてくれると思いますが。)

・領事館の近くに写真屋さん、コピー屋さんは数件あるのでそこを利用するのも便利です。




バングラデッシュはなかなかおもしろいです。
ビザ取り頑張って下さい!
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03/20/2014    取り急ぎ
現在、コルカタにいます。
明日、バングラデッシュの国境に向かい、明後日にはバングラデッシュに入ります。


現在地報告的な記事が続いてごめんなさい。
また、インドで考えたことゆっくり書きます。


とりあえず長かったインドの自転車旅も明日で終わり。



はっきりと言えることは、




二度とインドを自転車で旅はしない



ということ笑。



さあ、バングラも楽しむぞー。
行くぞー!
03/13/2014    ブッダガヤ
ブッダガヤまで来ました。

仏心寺というお寺にお世話になりました。
いろいろなお話を聞き、自分の考えがすこしすっきりしました。
書きたいこといっぱい…。

でも、ちょっと今回は書くのごめんなさい。

明日からまた進みます。
コルカタが見えてきた。

がんばるぞい!

とりあえず現在地報告でした!
02/03/2014    インドとひとつに

インド。

この国を訪れて衝撃を受けない人はいないだろう。



鳴りやまないクラクション。

ありえない交通マナー、意味が分からない交通量。

あり得ない交通量インド


どこに行っても散乱しているごみの山。

ごみの山インド


そして、糞尿。


そこから放たれる異臭。


どこに行ってもあふれている人。


しつこい客引き。


迫ってくる物乞いをする人たち。


迫ってくる人もいれば、もう死んでいるんじゃないかと思うほどぐんなりと横たわっている人たちもいる。


その間を、牛やサルや羊やネズミといった動物が行きかう。



もう何がなんだかわからない。



何もかもが「自然そのものの」で「ありのまま」のインド。





そんなインドを自転車で旅をするのは、きつい。
本当にきつい。



それを何かの楽器かと勘違いしているらしいクラクション攻撃に耐える。


対向車線だろうがなんだろうが構わず突っ込んでくる車をよけまくる。
もちろん後ろから来る車にも気を付けながら。


と、思うと意味が分からないとこから人が出てくる。


気を付けなければならないのは前後左右だけではない。


数々の踏むとパンクの原因になりそうなごみやでこぼこが道にはたくさんあるので、前後左右だけではなく、下にも気を付ける。


パンクには関係ないが、道にはうんこもたくさん落ちているので、それにも気を付ける(たくさん踏むと精神的にくる)。


そして、車に乗っている乗客から放たれるつばや、遠慮なく巻き上げられる土埃をかいくぐりながら進む。


土埃や排気ガス、悪臭がひどいところはゆっくり深呼吸もできない。




そんな中走っていると、まるでインドという国から

「自転車旅なんてやめちまえ!」

そんなことを言われているような気がしてくる。



それだけではない。

「ふう、疲れた」と自転車を停めると、うわーっと人が寄ってきて、じろじろと好機の目で見つめられる。

元気な時はいいのだが、毎度毎度だとさすがにうんざりしてくる。

インド人2

田舎町の自転車屋にて。

インド人

人懐っこくて憎めないインド人。元気な時はとっても楽しい。



おなかがすいたと思って何か買おうと思っても、騙されないように油断はできない。
疲れていても交渉しなければいけないことも多々ある。



田舎の方だと、食堂もビビるくらい汚い。


食べ物に虫がたかっていたり、お皿の中に何かへんなものが入っているのは当たり前。
一度田舎で、食べ物のショーケースの中にネズミがいるのも見てしまった。




また、インドはとっっっても広いので大きなまちが遠い。

やっとのことで、次のまちへたどり着いても、「清潔なホテルでゆっくり」なんてことは金銭的に無理だ。



必然的に一泊500円程度の安宿に泊まることになる。


網戸は破けているので蚊がわが物顔で入ってくる。

シーツは当たり前のようによくわからんシミがついている。

ゴキブリやネズミ、よくわからない昆虫も見かける。


食器の下からネズミが出た時や、朝起きるとふとんの中にゴキブリがいたことも。


もちろんお湯なんて出ない。





「インドだけは、自転車以外で旅したい」


そう思うことも多々あった。





しかし、頑張って進んだ。

もう半ば修行に近かったと思う笑。

それは、ある時期までにある場所まで進むという作戦のためだった。


それは、

「2014年の初日の出をバラナシで見る」

というもの。




ヒンドゥー教徒の聖地バラナシ。

インドを旅する人でこのまちのことを知らない人はいないだろう。

バラナシは、ヒンドゥー教徒にとっての聖なる川、ガンジス川のまちだ。


ガンジス川で沐浴をすることで、すべての罪が流される。
また、この川で命を終えることができるのは、ヒンドゥー教徒にとって極上の幸せだと言われている。

そんなバラナシというまちの響きに、インドに行くと決めた時から、僕はずっと憧れていた。




そして、頑張って進んだかいあって、なんとか年越し前にバラナシに着くことができた。






2014年1月1日。

いよいよ待ちに待ったガンジス川とのご対面。


バラナシの路地は迷路のように入り組んでいて、狭い。
初日の出を見るためまだ薄暗い中、足元のうんちに気を付けながら、くねくねと道を進んでいく。


少し迷いながら、でも確実にガンジス川に向かっていくと、空気がひんやりしてきて川が近づいてきたのが分かった。
それと同時に期待に胸が膨らんでいるのが分かった。



急にぱっと視界が開け、それと同時に、目の前に悠遊と流れるガンジス川が飛び込んできた。


ガンジス川は朝もやがかかっていて、まるで浮かんでいるように見える。
とてもこの世の川とは思えなかった。


まだ薄暗いガンジス川の向こう側は、まるで黄泉の国のようにも見えた。



しばらくぶらぶらしていると、次第に周りが明るくなってきて、2014年の初日の出がぼわっと上った。


朝もやの中で上がった太陽は、赤色と朱色が混じったような不思議な色をしていた。


こんな色もあるのか…。。。


と思うと同時に、


ついに2014年が来たんだ。
2013年は教師を辞め、旅に出て、毎日が激動で…。

正直、ここまで来れるとは思っていなかった。
でも、ここまで、バラナシまで来れたんだ。


そんなことを思い、胸がいっぱいになった。

初日の出






そんな太陽を思う存分眺めた後、足を延ばして散歩を続ける。



ボートの客引きをかわしながら、洗濯をしている人たちを眺めながら歩いていると、沐浴をしている人たちが目に飛び込んできた。


「あー。バラナシだ。本当にバラナシだ。」


と改めて実感してなんだかうれしくなってしまった。

沐浴する人たち





本当なら、この時、一緒に沐浴してもよかった。


「初日の出を見ながら、ガンジス川で沐浴をする」


そんな考えがなくはなかった。
せっかくポルトガルから自転車で必至こいてここまで来たのだ。


「でも、着いたばっかりでいきなり沐浴するのはなんだか違う」


という思いもあったし、無理やり沐浴するのではなく、気持ちが盛り上がって、心から入りたいと思ったその時に入りたいという思いがあった。




だから、僕は気持ちが盛り上がるまで数日待つことにした。




そして、その時は突然やってきた。



「ガンジス川に入りたい」


そんな気持ちになったのは、火葬場を見たことがきっかけだった。



ガンジス川の岸辺には、人の亡骸を燃やす火葬場がある。

その火葬場は、人の亡骸を燃やす炎が無数に、昼夜を問わず燃え続けている。



火葬場では、あまりに自然に、そして、多くの炎が上がっている。

だから、最初その炎を見たときは、その炎一つひとつが人を燃やしているなんてとても信じられなかった。


「なんかキャンプファイヤーみたいにも見える」


不謹慎だが、そんなことすら思ったくらいだ。


それほど、当たり前のように火は燃え続けている。



でも、確かにこの炎の一つひとつにはかつて魂があったのだ。

一つの人生があったのだ。

一人の人が燃やされているのだ。


そんなことを考えだすと胸の奥が苦しくなった。


でも同時に、それが自然だということもなぜかすんなりと入ってきた。

インドだからだろうか。





そんなことを思いながら、炎に近づいていった時のことだった。

多くのまきの中に、おかしな形をしたまきがあった。


でも、まきだと思っそれは人の足だった。

組まれたまきの中から人の足が突き出している。



最初それが人の足だとわかった時は、ショックでしばらくそれが人の足だということを認めることができなかった。


でも、それは確かに足なのだ。

目の前に人が燃やされていて、その足の皮膚はどんどんとケロイド状に変わっていく。


と思うとその足がパキパキという音を立てながら、ぐぐぅと曲がっていく。


まるでそれはまだ足が生きているかのようだった。




「こうやって人は死ぬのか。」

「いつか俺もこうやって死ぬのか。」


そんなことを思うと、急に怖くなった。
周りをきょろきょろ見渡した。



いや、俺だけじゃない。この周りにいる人もいつかはみんなこうやって死ぬんだ。

ここにいる人だけじゃない。俺の家族も親戚も友達も、今まで出会った人も、みんなこうやって死ぬんだ。なくなるんだ。この世からこうやってなくなっちゃうんだ。


いや、ただ命がなくなるだけじゃない。これまで頑張ってきたこと、生きてきたことそれ自体も全部いつかはこうやって消えてしまうんだ…。


今まで頑張ってきたことも、生きてきたことも、うれしかったことも、悲しかったこともすべて何もかも…。





なんで頑張って旅しているんだろう…。

どんなに遠くに行ったって、結局死が一番近いところにあるじゃないか。


なんで生きているんだろう…。


自分って何なんだろう…。





命あるものはいつか死ぬ。
すべてのものには終わりがある。
人間一人なんて自然の営みの中の一部でしかない。

そんなこと分かり切っていたことだ。

当たり前のことだ。



でも…

受け入れるしかないのだろうか…。

あきらめるしかないのだろうか…。


人が燃やされているのを見ながら、そんなことをずっと考えていた。




でもいくら考えても、分かったことは分からないということだった。


でも、分からないからこそ分かりたい。

知りたい。



そんなことを思ってふと顔を上げた。


ガンジス川は変わらず悠遊と流れていた。

岸辺では、インド人が別の遺体を川にひたし、次の火葬の準備をしていた。



しかし、ふと周りの人の顔を見ると驚くほどみんなあっけらかんとしていることに気付いた。

誰も悲しそうな顔をしていないし、ショックそうな顔をしているのは、僕みたいなツーリストくらいだった。




なぜこんなにもあっけらかんとしてられるんだろう。
なぜ今こんなに楽しそうにしゃべってられるんだろう。



その時、自称ガイドとして頼んでもいない説明をしてきたインド人の話を思い出した。


「ワタシタチは、このガンジス川で火葬されるとカミサマのトコロ行ける。だから悲しくナイヨ。むしろ幸せナンダヨ。」


そうか。
だから、こんなにもみんなはあっけらかんとしてられるのかな。






その時思った。


ガンジス川に入ってみようかな。



知りたい。


沐浴しながら彼らはどんなことを感じているのか。


別に、私はヒンドゥー教徒ではないので、ガンジス川が神聖な川だとは思わない。

沐浴したところで、何か罪が流されるとも、何かが分かるとも思わない。


ただ、なぜこんなにもこの川を神聖なものとし、どんなことを感じながら沐浴しているのだろう。

神聖とされているこの川で彼らと一緒に沐浴をしてみたい。

そう思った。



気が付くとその足はなくなっていた。


死体

子どもの死体。子どもは焼かないでそのまま川に流す。

ガンジス川のごみ

ごみ、人の糞尿、死体、すべてのものが流される。


髪切る

髪を切り、沐浴準備完了。




そして、翌日。

早朝に宿を出発し、ガンジス川へ向かう。

朝一なので寒い。


しかし、自分でもびっくりするぐらい寒さや川の汚さにためらうことはなかった。



服を脱ぎ、パンツ一丁になる。

大きく深呼吸をし、「えいっ」っと思い切って水に入る。



「あっっ」


思わず声をあげそうになった。

驚くほど気持ちがよかったのだ。
川の汚さなど全く気にならない。


冷たい水が体中に染み渡り、ぱあーっと体中のいろんな嫌なものが流されていく感じがした。


夢中で何度も潜った。



その後しばしぼーっと川面を見る。

川は朝日をあびてまぶしいほどきらきらしている。


それを見たとき、自分は自然の中の一つなんだということをすんなりと受け入れられた気がした。


生きているということを強烈に感じた。


そして、なんだかやっとインドと一つになれた気がした。

沐浴




聖なる川、ガンジス川。

この川は確かに何か不思議な力を持っているのかもしれない。
01/05/2014    インド入国への道

ついにインドにやってきました!!

アフガニスタンとパキスタンを陸路で超えることが困難なため、イランからトルクメニスタン、ウズベキスタンと進み、ウズベキスタンから飛行機でインドに入りました。

ウズベキスタンからキルギス、中国と進むと次はもう日本!!(まあ中国が果てしなく広いですが笑)…なのですが、キルギスやキルギス国境の中国は標高が高く、冬の通行は不可能。

また、ユーラシア大陸横断を語るなら、天竺に行かずして語れないだろう!


ということでやってきました、インド!

もう一度言わせて下さい。

ついにインドにやってきました笑!!

え?しつこいって?




でも、何回でも言いたくなるほど、インドに来れて僕はうれしいのだ。



それは、なぜか。

それは、インドに入るのまでにいろいろあったごたごたが関係している。




ウズベキスタンから飛行機でインドに行く。

聞いただけでは、何にも難しいことはないように思える。

しかし、今回はちょっと違った。

それは、心配していた種があったからだ。

それも3つも…!


一つ目は、ウズベキスタンで宿にあまり泊まれなかったということ。

ウズベキスタンでは、外国人は必ず宿に泊まり、レギストラチャーという滞在証明書をもらわなければいけないという法律がある。

しかし、自転車での旅では、宿などないまち(村?)や、たとえ宿があっても滞在証明書を発行していないような田舎町の宿で一晩を過ごさなければいけないということはよくある。

自転車で旅をしている以上、この法律は土台無理なのだ。



ただ、地元の人いわく、3日まで滞在証明書がないのはぎりぎりセーフらしい。
しかし、私は3日以上宿に滞在していなかった日が結構あるので、完全にこの法律に違反していることになる。


「自転車旅では、そんなの無理ですよ!」と声を大きくして言いたいが、違反は違反である。


出発前までは、

「そんなの無理なんじゃー。」

と完全に開きなおっていた。


もしつっ込まれたら、

「自転車旅ではそんなの無理じゃありませんか?」

の一点張りで押し通そうと思っていた。


しかし、出発間際になると、出国審査の時に発覚すると大きな問題になるんじゃないのかと怖くなってしまった。




二つ目は、入国時の税関申告で間違えた申告をしていたこと。

ウズベキスタンでは、入国と出国の時に税関の審査がある。

その時、所持金も申告しなければいけないのだが、入国の時うっかりして、「ドル」の申告だけで安心してしまい、「円」を申告するのを忘れてしまったのだ。

私は2万円ほど「円」をもっているので、もしこれがばれたら問題だ。

というか違法だ。

嘘の申告をした場合、所持金全額没収なんてこともあり得るらしい。。。


「所持金の審査はごくまれにしかされない」

…らしいので、ばれないだろうと高をくくっていた。
しかし、これも出国間際になって「ばれたらどうしよう」と不安になってしまった。



そして、三つ目は、インドのビザをもっていないということ。

ん?なぜ!?

もちろん、今までインドビザは取ろうと試みてきた。

特にイランとウズベキスタンで真剣に試みた。

どちらも、オンラインでの申し込み書、日本大使館のレターなど必要な書類をそろえ、必要な手続きをとったにも関わらず取れなかった。

理由は、時間があまりにもかかりすぎるからだ。


特にイランでは、「いつビザが取れるのかは分かりません。イラン、インド、日本の三国で連絡を取り合うので、たぶん最短でも1か月。もしかしたら、3か月や半年かかるかもしれません。いずれにせよ、いつ取れるかは分かりませんね。」とまで言われてしまった。


となると残った手段は「ビザオンアライバル」という制度を使うこと。

「ビザオンアライバル」とは、空港到着時にビザが取得できるという便利なもので、日本など数か国の限られた国籍の人にしか認められていない制度である。

昔はビザオンアライバルが取れないという事例もあったらしいが、今ではこの制度も浸透して結構簡単に取れるようになったらしい。

しかし、いまだにまれにトラブルも起こるそうなので、これも出国間際になってやはり心配になってしまった。




また、「自転車」という大きな荷物をはたして無事にのせられるのかということも心配だった。

前日までに、自転車のことについて何度も電話で航空会社に問い合わせてみたが、どれも答えが違っていてはっきりとしたことは分からなかった。




そんなこんなで心配ごとがいっぱいで迎えたウズベキスタン出国の日。

やはり、心配していた通り、かなり大変だった。



まずは、手始めにEチケットから航空券を発行してもらおうと、チェックインのゲートに向かう。

しかし、「インドのビザがないよ」と言って航空券を発行してくれない。

「いや、日本人は空港でビザが取れるんだよ。」と言っても、「そんなばかな」と言ってハナから取り合ってくれない。
ってか英語もそんなに通じない。


だが、これは、しばらく文句を言っているとチケットを発行してくれた。


そして、次に自転車を預ける。

私が使った航空会社の規定だと、20㎏までの荷物が飛行機に預けられるらしいが、私の預ける荷物は30㎏を超えている。
まあ、これは10㎏分くらいの超過料金を払えば大丈夫だろうと思っていたが、

「大きすぎるので重さの超過料金分に加えて大きさの超過料金も頂きます」

みたいなことを言われた。


「いやいや、電話で何回も確認したけど、そんなこと一言も言われなかったよ。」

と電話番号と一緒に文句を言っていると、これもしぶしぶ重さの超過料金分だけにしてくれた。(2000円ほどで済んだ)



自転車という物理的な重荷を預けることができ、「これは、無事にインドに行けるかもしれない」と調子のいいことを考えながら、税関手続きへ。

なんなく、税関審査を終え、いよいよ出国審査へ。

…と思ったら、なんか様子がおかしい。


税関審査をおえた一人ひとりが別室に連れていかれるではないか。

みんなと同じように、私も個室に連れていかれる。

そこでは、警察みたいなスタッフがカバンを全部開けてチェックされた。
それも、携帯電話の写真もチェックするという徹底ぶり。

当然、財布にもチェックが入る。

「やばい。日本円持ってること申告していない。。。やめてくれーー!!」

冷や汗がたらたらだ。

そして、もちろん警察みたいなスタッフは日本円を取り出す。

「このお金で所持金全部?全額申告した?」

顔は冷静を装っていたが、心の中で声にならない悲鳴をあげていた。

必至で冷静を装うとするが、冷静になれない。

そこで、うまく表情をごまかすために、何度もチェックされてイライラしている人を装って言った。

「そうですよ。」

でも心の中では「頼むから申告書と照らし合わせるのはやめてくれ」と願っていた。

すると、警察みたいなスタッフは

「ほんとだね?日本人ね?はいオッケー。」

と申告書と照らし合わせないで通してくれた。



この時の安心感と言ったらもう。。。。


日本人は信頼されているんだな。
日本人でほんとよかった。



そして、いよいよ最後の出国審査。

ここでは、レギストラチャー(滞在証明書)のチェックを確実にされるだろう。

ああ、どうか大きな問題になりませんように。

と願いながら出国審査のゲートへ。



しかし、なんと滞在証明書のチェックはされずにすんだのだ!

しかも、「サヨナラ!」と片言の日本語で挨拶されるほど、あっけなく笑!

もしチェックされていたらトラブルは目に見えていたのに!!


出国スタンプを押してもらい、出国ゲートを出る。

なんだか信じられない。

免税店のきらびやかなショーウィンドーの光が嘘みたいにきらきらしていた。

その光をしばらく放心状態で見ていた。



そして、何の問題もなく飛行機に搭乗。


飛行機が離陸し、ウズベキスタンの夜景がパッと目の前に広がる。

その時、今まで通った道のり、感動した景色、出会った人たちのことがまるで映画を見ているかのように頭の中を駆け巡った。



そして、すぐに機内食が出され、食べ終わると、あっという間にインドに着いてしまった。


さあ、インドに着いた。

ここから、ビザを取らなくてはいけないのだが、ウズベキスタンを無事に出国できたことで、

「インドのビザは問題なく、すぐに取れるっしょ。」

そんなことを思っていた。



しかし、、、、

ビザオンアライバルの受付カウンターに行き、必要な書類に必要なことを記入していく。

するとその書類に、

「帰りの飛行機のフライト情報」

という欄があった。



ビザオンアライバルを取る時には、次のものが必要になる。
① パスポート
② ビザ用の写真
③ 現金60ドルほど
④ ホテルの予約書
⑤ 帰りの飛行機のチケット


もちろんこれらが必要なことは知っていたのだが、自転車旅なので、帰りの飛行機のチケットはいらない。

「帰りの飛行機のチケットはいらないんです。デリーからこんなルートでバングラデッシュに行きますよ。」

と説明すれば大丈夫だと思っていた。



そう思っていたので、

「デリーから陸路でバングラデッシュに行くので、飛行機のチケットは持っていませんが…。」

と職員に質問をする。


すると、

「ん?じゃあ、ビザは出せないよ。」

と予想外の答えが。


「ん?いや、陸路でインドを出るから航空券はいらないんです。デリーからアグラ、バラナシ、ガヤ、コルカタと通ってバングラデッシュに行くんです。」

ともう一度丁寧に説明をした。


しかし、

「だから、帰りの航空券がないとビザは出せないよ。」

と職員。

いやいや、ビザがないと入国の審査する受けられない。
そうなるとどうなってしまうのか全く見当がつかない。

そこで、必至に何度も説明をしたり、お願いをしたりとありとあらゆることを言ってみたのだが、何度言っても職員はビザは出せないとの一点張り。



「じゃあ、どうしたらいいの?」


とショックで頭がふらふらしている中聞いた。

ビザがもらえないことには出国審査すらできないので、このせまいスペースの中から一歩も出ることはできないのだ。


すると、信じられない答えが返ってきた。


「もう一度、ウズベキスタンに帰るしかないね。それが無理なら日本に帰るか。」


頭をうったようなショックとはこういう感覚のことを言うのだろう。


え…今なんて?

また、ウズベキスタン帰るの?

ビザないからウズベキスタン帰れないよ?

それなら日本に帰らなくちゃいけないの?

それって、今までの旅がこんなことで終わるってこと…?


しばらくショックでよく考えることができなかった。


ありとあらゆることは言ってみたのだ。
事情も説明し、お願いも何度もしたのだ。

しかし、どうしてもビザを発行してくれない。


それなら、たとえいらなくても、航空券をとるしかない。


しかし、空港にある航空会社に航空券を買いに行くこともできない。

ビザがないので、出国カウンターの向こう側に行くことはできない。

ならばインターネットでチケットを取ろうと思ったが、Wi-Fiは使えない。

空港のパソコンを使わせてとお願いしたが、これも出国カウンターの向こう側にあるのでだめとのこと。


あまりのショックで、茫然と座り込んでしまった。

まさか、こんなところで旅が終わるのか?

日本に帰る?こんなことで?今までの旅は何だったんだ?



放心、放心、放心…。



すると、そのやり取りを見ていた職員が、

「大丈夫ですか?僕が助けてあげるよ。」

と信じられない一言が。。。

天の声とはこのことかと思った。


「とりあえずチケットを買おう。僕があなたの変わりにチケット買ってきてあげるから。大きな声では言えないけど、それから、キャンセルすれば大丈夫だよ。」


ちょっと怪しいなと思った。
なんせお金を預けるわけだ。

しかし、もうこれ以外には方法はないだろう。

それに、ウズベキスタン出国で神経を使い、ビザオンアライバルでのやり取りで心底疲れ切っていた。

時間ももう夜中の12時をまわっている。

この人を信じるしかない。。。。


そこで、

・その人の名前と身分証明書を見せてもらうこと
・キャンセル可能なチケットを買ってきてもらうこと
・領収書をもらってくること

の3つを条件にお願いすることに。



待つこと1時間。

この一時間は本当に辛かった。

初対面の人にお金を渡したのだ。しかも、ここから自分は動けない。飛行機に預けた大量の荷物や自転車も気になってしょうがない。


彼がチケットを持ってちゃんと現れた時には、その人を抱きしめたくなるくらいうれしかった笑。

ちゃんと領収書も持っている!

疑ってごめんなさいという気持ちでいっぱいだ笑


そして、それから無事にインドビザゲット!!



無事にインドの入国ゲートを出る。

この入国ゲートを出たときのうれしさといったらもう!!

そして、荷物もちゃんと全部あった。
自転車もほとんど無傷だった。




ああ、憧れのインド。

ただ、この国に入るのは本当にドキドキだった。

逆に無事にウズベキスタンから来れたことの方が奇跡かもしれない。


最後にもう一度言わせて下さい。



ついに、ついに、、、、


インドにやってきましたーーーーーーーーーー笑!!!!!!




※おまけの話

翌々日、空港にチケットのキャンセルに行くと、返ってきたキャンセル料が驚くほど少なかったのです。

そう、つまり僕は騙されたのです。
その空港の職員に。

倍近く高い値段で航空券を払わされたのです…。



きちっと領収書ももららってきたのに…。。。

その領収書は偽物だったのです…。

ちゃんと空港職員の身分証明書を持っている人が、偽の領収書を発行して、着いたばかりの人をだます。

まったくやってくれます、インド。



その日の夜のことでした。

高熱が出て、トイレから出れなくなり、何度も吐いてしまう。

何も食べられなくなり、けいれんまで起こりました。

インドの洗礼ですね。

そっから病院で3日間点滴を受けてよくなりましたが、これも、この騙されたショックがきっと関係しているのでしょう笑!!

今はばっちし直ったけど、まったくやってくれるよ、インド…。




※さらに補足
そんなこんなでブログ更新遅れてすみません。
ついでに、パソコンも壊れてしまいなおすのに時間がかかってしまいました。(さらについでにiPhoneも…。)
インドに入りました!って言っといてですが、インドに入ったのは3週間前です笑。

今は、聖地バラナシにいます。

そして、ビザがきれそうなので、これからネパールを目指します。

インドのこと、また落ち着いたらたくさん書きたいと思います!



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