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01/05/2014    インド入国への道

ついにインドにやってきました!!

アフガニスタンとパキスタンを陸路で超えることが困難なため、イランからトルクメニスタン、ウズベキスタンと進み、ウズベキスタンから飛行機でインドに入りました。

ウズベキスタンからキルギス、中国と進むと次はもう日本!!(まあ中国が果てしなく広いですが笑)…なのですが、キルギスやキルギス国境の中国は標高が高く、冬の通行は不可能。

また、ユーラシア大陸横断を語るなら、天竺に行かずして語れないだろう!


ということでやってきました、インド!

もう一度言わせて下さい。

ついにインドにやってきました笑!!

え?しつこいって?




でも、何回でも言いたくなるほど、インドに来れて僕はうれしいのだ。



それは、なぜか。

それは、インドに入るのまでにいろいろあったごたごたが関係している。




ウズベキスタンから飛行機でインドに行く。

聞いただけでは、何にも難しいことはないように思える。

しかし、今回はちょっと違った。

それは、心配していた種があったからだ。

それも3つも…!


一つ目は、ウズベキスタンで宿にあまり泊まれなかったということ。

ウズベキスタンでは、外国人は必ず宿に泊まり、レギストラチャーという滞在証明書をもらわなければいけないという法律がある。

しかし、自転車での旅では、宿などないまち(村?)や、たとえ宿があっても滞在証明書を発行していないような田舎町の宿で一晩を過ごさなければいけないということはよくある。

自転車で旅をしている以上、この法律は土台無理なのだ。



ただ、地元の人いわく、3日まで滞在証明書がないのはぎりぎりセーフらしい。
しかし、私は3日以上宿に滞在していなかった日が結構あるので、完全にこの法律に違反していることになる。


「自転車旅では、そんなの無理ですよ!」と声を大きくして言いたいが、違反は違反である。


出発前までは、

「そんなの無理なんじゃー。」

と完全に開きなおっていた。


もしつっ込まれたら、

「自転車旅ではそんなの無理じゃありませんか?」

の一点張りで押し通そうと思っていた。


しかし、出発間際になると、出国審査の時に発覚すると大きな問題になるんじゃないのかと怖くなってしまった。




二つ目は、入国時の税関申告で間違えた申告をしていたこと。

ウズベキスタンでは、入国と出国の時に税関の審査がある。

その時、所持金も申告しなければいけないのだが、入国の時うっかりして、「ドル」の申告だけで安心してしまい、「円」を申告するのを忘れてしまったのだ。

私は2万円ほど「円」をもっているので、もしこれがばれたら問題だ。

というか違法だ。

嘘の申告をした場合、所持金全額没収なんてこともあり得るらしい。。。


「所持金の審査はごくまれにしかされない」

…らしいので、ばれないだろうと高をくくっていた。
しかし、これも出国間際になって「ばれたらどうしよう」と不安になってしまった。



そして、三つ目は、インドのビザをもっていないということ。

ん?なぜ!?

もちろん、今までインドビザは取ろうと試みてきた。

特にイランとウズベキスタンで真剣に試みた。

どちらも、オンラインでの申し込み書、日本大使館のレターなど必要な書類をそろえ、必要な手続きをとったにも関わらず取れなかった。

理由は、時間があまりにもかかりすぎるからだ。


特にイランでは、「いつビザが取れるのかは分かりません。イラン、インド、日本の三国で連絡を取り合うので、たぶん最短でも1か月。もしかしたら、3か月や半年かかるかもしれません。いずれにせよ、いつ取れるかは分かりませんね。」とまで言われてしまった。


となると残った手段は「ビザオンアライバル」という制度を使うこと。

「ビザオンアライバル」とは、空港到着時にビザが取得できるという便利なもので、日本など数か国の限られた国籍の人にしか認められていない制度である。

昔はビザオンアライバルが取れないという事例もあったらしいが、今ではこの制度も浸透して結構簡単に取れるようになったらしい。

しかし、いまだにまれにトラブルも起こるそうなので、これも出国間際になってやはり心配になってしまった。




また、「自転車」という大きな荷物をはたして無事にのせられるのかということも心配だった。

前日までに、自転車のことについて何度も電話で航空会社に問い合わせてみたが、どれも答えが違っていてはっきりとしたことは分からなかった。




そんなこんなで心配ごとがいっぱいで迎えたウズベキスタン出国の日。

やはり、心配していた通り、かなり大変だった。



まずは、手始めにEチケットから航空券を発行してもらおうと、チェックインのゲートに向かう。

しかし、「インドのビザがないよ」と言って航空券を発行してくれない。

「いや、日本人は空港でビザが取れるんだよ。」と言っても、「そんなばかな」と言ってハナから取り合ってくれない。
ってか英語もそんなに通じない。


だが、これは、しばらく文句を言っているとチケットを発行してくれた。


そして、次に自転車を預ける。

私が使った航空会社の規定だと、20㎏までの荷物が飛行機に預けられるらしいが、私の預ける荷物は30㎏を超えている。
まあ、これは10㎏分くらいの超過料金を払えば大丈夫だろうと思っていたが、

「大きすぎるので重さの超過料金分に加えて大きさの超過料金も頂きます」

みたいなことを言われた。


「いやいや、電話で何回も確認したけど、そんなこと一言も言われなかったよ。」

と電話番号と一緒に文句を言っていると、これもしぶしぶ重さの超過料金分だけにしてくれた。(2000円ほどで済んだ)



自転車という物理的な重荷を預けることができ、「これは、無事にインドに行けるかもしれない」と調子のいいことを考えながら、税関手続きへ。

なんなく、税関審査を終え、いよいよ出国審査へ。

…と思ったら、なんか様子がおかしい。


税関審査をおえた一人ひとりが別室に連れていかれるではないか。

みんなと同じように、私も個室に連れていかれる。

そこでは、警察みたいなスタッフがカバンを全部開けてチェックされた。
それも、携帯電話の写真もチェックするという徹底ぶり。

当然、財布にもチェックが入る。

「やばい。日本円持ってること申告していない。。。やめてくれーー!!」

冷や汗がたらたらだ。

そして、もちろん警察みたいなスタッフは日本円を取り出す。

「このお金で所持金全部?全額申告した?」

顔は冷静を装っていたが、心の中で声にならない悲鳴をあげていた。

必至で冷静を装うとするが、冷静になれない。

そこで、うまく表情をごまかすために、何度もチェックされてイライラしている人を装って言った。

「そうですよ。」

でも心の中では「頼むから申告書と照らし合わせるのはやめてくれ」と願っていた。

すると、警察みたいなスタッフは

「ほんとだね?日本人ね?はいオッケー。」

と申告書と照らし合わせないで通してくれた。



この時の安心感と言ったらもう。。。。


日本人は信頼されているんだな。
日本人でほんとよかった。



そして、いよいよ最後の出国審査。

ここでは、レギストラチャー(滞在証明書)のチェックを確実にされるだろう。

ああ、どうか大きな問題になりませんように。

と願いながら出国審査のゲートへ。



しかし、なんと滞在証明書のチェックはされずにすんだのだ!

しかも、「サヨナラ!」と片言の日本語で挨拶されるほど、あっけなく笑!

もしチェックされていたらトラブルは目に見えていたのに!!


出国スタンプを押してもらい、出国ゲートを出る。

なんだか信じられない。

免税店のきらびやかなショーウィンドーの光が嘘みたいにきらきらしていた。

その光をしばらく放心状態で見ていた。



そして、何の問題もなく飛行機に搭乗。


飛行機が離陸し、ウズベキスタンの夜景がパッと目の前に広がる。

その時、今まで通った道のり、感動した景色、出会った人たちのことがまるで映画を見ているかのように頭の中を駆け巡った。



そして、すぐに機内食が出され、食べ終わると、あっという間にインドに着いてしまった。


さあ、インドに着いた。

ここから、ビザを取らなくてはいけないのだが、ウズベキスタンを無事に出国できたことで、

「インドのビザは問題なく、すぐに取れるっしょ。」

そんなことを思っていた。



しかし、、、、

ビザオンアライバルの受付カウンターに行き、必要な書類に必要なことを記入していく。

するとその書類に、

「帰りの飛行機のフライト情報」

という欄があった。



ビザオンアライバルを取る時には、次のものが必要になる。
① パスポート
② ビザ用の写真
③ 現金60ドルほど
④ ホテルの予約書
⑤ 帰りの飛行機のチケット


もちろんこれらが必要なことは知っていたのだが、自転車旅なので、帰りの飛行機のチケットはいらない。

「帰りの飛行機のチケットはいらないんです。デリーからこんなルートでバングラデッシュに行きますよ。」

と説明すれば大丈夫だと思っていた。



そう思っていたので、

「デリーから陸路でバングラデッシュに行くので、飛行機のチケットは持っていませんが…。」

と職員に質問をする。


すると、

「ん?じゃあ、ビザは出せないよ。」

と予想外の答えが。


「ん?いや、陸路でインドを出るから航空券はいらないんです。デリーからアグラ、バラナシ、ガヤ、コルカタと通ってバングラデッシュに行くんです。」

ともう一度丁寧に説明をした。


しかし、

「だから、帰りの航空券がないとビザは出せないよ。」

と職員。

いやいや、ビザがないと入国の審査する受けられない。
そうなるとどうなってしまうのか全く見当がつかない。

そこで、必至に何度も説明をしたり、お願いをしたりとありとあらゆることを言ってみたのだが、何度言っても職員はビザは出せないとの一点張り。



「じゃあ、どうしたらいいの?」


とショックで頭がふらふらしている中聞いた。

ビザがもらえないことには出国審査すらできないので、このせまいスペースの中から一歩も出ることはできないのだ。


すると、信じられない答えが返ってきた。


「もう一度、ウズベキスタンに帰るしかないね。それが無理なら日本に帰るか。」


頭をうったようなショックとはこういう感覚のことを言うのだろう。


え…今なんて?

また、ウズベキスタン帰るの?

ビザないからウズベキスタン帰れないよ?

それなら日本に帰らなくちゃいけないの?

それって、今までの旅がこんなことで終わるってこと…?


しばらくショックでよく考えることができなかった。


ありとあらゆることは言ってみたのだ。
事情も説明し、お願いも何度もしたのだ。

しかし、どうしてもビザを発行してくれない。


それなら、たとえいらなくても、航空券をとるしかない。


しかし、空港にある航空会社に航空券を買いに行くこともできない。

ビザがないので、出国カウンターの向こう側に行くことはできない。

ならばインターネットでチケットを取ろうと思ったが、Wi-Fiは使えない。

空港のパソコンを使わせてとお願いしたが、これも出国カウンターの向こう側にあるのでだめとのこと。


あまりのショックで、茫然と座り込んでしまった。

まさか、こんなところで旅が終わるのか?

日本に帰る?こんなことで?今までの旅は何だったんだ?



放心、放心、放心…。



すると、そのやり取りを見ていた職員が、

「大丈夫ですか?僕が助けてあげるよ。」

と信じられない一言が。。。

天の声とはこのことかと思った。


「とりあえずチケットを買おう。僕があなたの変わりにチケット買ってきてあげるから。大きな声では言えないけど、それから、キャンセルすれば大丈夫だよ。」


ちょっと怪しいなと思った。
なんせお金を預けるわけだ。

しかし、もうこれ以外には方法はないだろう。

それに、ウズベキスタン出国で神経を使い、ビザオンアライバルでのやり取りで心底疲れ切っていた。

時間ももう夜中の12時をまわっている。

この人を信じるしかない。。。。


そこで、

・その人の名前と身分証明書を見せてもらうこと
・キャンセル可能なチケットを買ってきてもらうこと
・領収書をもらってくること

の3つを条件にお願いすることに。



待つこと1時間。

この一時間は本当に辛かった。

初対面の人にお金を渡したのだ。しかも、ここから自分は動けない。飛行機に預けた大量の荷物や自転車も気になってしょうがない。


彼がチケットを持ってちゃんと現れた時には、その人を抱きしめたくなるくらいうれしかった笑。

ちゃんと領収書も持っている!

疑ってごめんなさいという気持ちでいっぱいだ笑


そして、それから無事にインドビザゲット!!



無事にインドの入国ゲートを出る。

この入国ゲートを出たときのうれしさといったらもう!!

そして、荷物もちゃんと全部あった。
自転車もほとんど無傷だった。




ああ、憧れのインド。

ただ、この国に入るのは本当にドキドキだった。

逆に無事にウズベキスタンから来れたことの方が奇跡かもしれない。


最後にもう一度言わせて下さい。



ついに、ついに、、、、


インドにやってきましたーーーーーーーーーー笑!!!!!!




※おまけの話

翌々日、空港にチケットのキャンセルに行くと、返ってきたキャンセル料が驚くほど少なかったのです。

そう、つまり僕は騙されたのです。
その空港の職員に。

倍近く高い値段で航空券を払わされたのです…。



きちっと領収書ももららってきたのに…。。。

その領収書は偽物だったのです…。

ちゃんと空港職員の身分証明書を持っている人が、偽の領収書を発行して、着いたばかりの人をだます。

まったくやってくれます、インド。



その日の夜のことでした。

高熱が出て、トイレから出れなくなり、何度も吐いてしまう。

何も食べられなくなり、けいれんまで起こりました。

インドの洗礼ですね。

そっから病院で3日間点滴を受けてよくなりましたが、これも、この騙されたショックがきっと関係しているのでしょう笑!!

今はばっちし直ったけど、まったくやってくれるよ、インド…。




※さらに補足
そんなこんなでブログ更新遅れてすみません。
ついでに、パソコンも壊れてしまいなおすのに時間がかかってしまいました。(さらについでにiPhoneも…。)
インドに入りました!って言っといてですが、インドに入ったのは3週間前です笑。

今は、聖地バラナシにいます。

そして、ビザがきれそうなので、これからネパールを目指します。

インドのこと、また落ち着いたらたくさん書きたいと思います!



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